ICT活用ニュースNo.001(2017.10)

ICT活用ニュース No.001

ICT活用ニュースの配信を開始します(お知らせ)
~学生が所有するスマートホンを活用する~

学習教育センターICT支援部門

ICT 活用ニュースは、学習支援サービス( Moodle )をはじめとする、学習・教育に活用できるICT の活用方法や活用事例を紹介するニュースです。今後、多くの情報を配信していきますので、よろしくお願いします。なお、すでにICT 活用をされている方で、ぜひ、他の教員にも知ってもらいたいと思う事例などがありましたら、ぜひ、ICT 支援部門までお知らせください。皆様のご投稿が、多くの教職員へのヒントや新たなサービスの展開につながる可能性を秘めています。

◎学生が所有するスマートホンを活用する(No.001)
本学に所属する学生のスマートホン所有率は、他の高等教育機関と同様に高くなっています。また、情報基盤機構・情報基盤運用室による無線LAN整備を進んでおり、講義中にスマートホンを用いた教育・学習活動も比較的安定して実施できるようになってきました。今回は、スマートホンを用いた、ICT 活用をご紹介します。

https://kahoot.it/ は、教師があらかじめ作成した問題・質問を学生に出題できる無料のサービスです。学習支援サービス(Moodle)を用いても同様なことができますが、ご紹介します。回答には、学生が所有するスマートホンやタブレット、ノートPCなどを使用します。メニューは英語ですが、内容は多言語対応です。無線LANサービスに接続していることが望ましいですが、公衆回線(4G)でも十分使えます。大まかな流れは次の通りです。

  1. 事前準備
    1. あらかじめ(前の講義あたり)学生に端末所有の確認とアプリケーションのINSTALL(https://kahoot.com/)を紹介しておく。
      1. iOS端末 https://itunes.apple.com/app/apple-store/id1131203560?mt=8 
      2. Android端末 https://play.google.com/store/apps/details?id=no.mobitroll.kahoot.android&referrer=utm_source%3Dkahoot%26utm_campaign%3Dwelcomeback
    2. 教師(またはTA)は問題や質問を用意します。https://kahoot.com/で新規IDの作成あるいはGoogle IDの連携でサインインします。
      1. 新しく問題(Quiz)を作るか、既存のものを検索(Find Kahoots!)し再利用もできます。
      2. Kahoot!ではQuiz以外にもJumble、Discussion、Surveyなどが使えます。
      3. Preview itを使うと、どんな様子か体験できます。
  2. 講義室では
    1. 教師PC(またはタブレット)を使ってhttps://kahoot.com/にサインインします。その後、講義室のプロジェクタに接続します。
    2. 学生に、アプリケーションの起動または、https://kahoot.it/ にアクセスさせます。
    3. 教師はMy Kahootsを選び、問題を選択しPlay itを実行します。
      1. 必要に応じてOptionを選択します。
      2. 個人(Classic)、チーム(Team mode)を選択すると、PINコードが表示され、学生の参加待ち状態になります。
    4. 学生は、Enter PINボタンを押し、PINコードと名前(ニックネームで可)を入力し参加します。
    5. 学生はゲーム感覚で質問に答えます。
  3. その他(メリットなど)
    1. 使い方 資料
    2. 問題や質問は、共有(Public)または個人(Private)の設定が行えます。公開されている問題を再利用もできます。
    3. 特に問題がなければ学科共通や学部共通な問題や質問とすることもできます。
    4. メディアや写真をつかったものも簡単に作成できます。
    5. ゲーム感覚で実施でき、ランキングなどの結果を表示・ダウンロードできます。
  4. スクリーンショット

お問い合わせ先

  • 学習教育センター ICT支援部門
  • ict-x@ltc.本学ドメイン(本学ドメインはkyutech.ac.jpです。)