非同期授業(作成中)

戻る進む

 新型コロナウィルス(COVID-19)への対応に備えて、学習教育センターでは、面接授業の代わりにMoodle(LMS)を用いた非同期授業を準備を推奨致します。
 本学では、講義回数の1/3程度(15回講義では5回まで)までは、面接授業の代わりに非同期授業を行うことができます。但し、非同期授業の実施にはいくつか注意点があります。なお、いくつかモデルコースを公開します。

  • 面接授業に相当する非同期授業を準備した際のメリット
    • 一部の受講生が感染し、自宅よりMoodleにアクセス可能であれば、欠席扱いにならない対応が可能となる(2週間程度の待機中に非同期授業の受講を認める)
    • 教員が感染し、自宅よりMoodleにアクセス可能であれば、休講扱いにならない対応が可能となる。受講状況の確認や電子レポートの回収、質問等の回答を行える
  • 非同期授業とは
    • 面接授業と同じ環境(学生はいつでも教員に質問できる。受講学生は、他の学生の質問内容や、教員の回答・解説を聞くことができる)をMoodleのコース上に作成します。
      • 具体的には、コース上にあるアナウンスメント(掲示板)を使って、質問を受け付け、その回答もアナウンスメントに投稿するようにします。
      • アナウンスメントのチェックは次の授業の前までには行うようにします。
    • 通常の面接授業(例90分)で、解説・説明などに割り当てている時間の1/3程度(例5分×6個、10分×3個や15分×2個)を目安に、解説コンテンツを作成します。一般的に、事前作成された解説コンテンツは、情報量が多いためです。
      • 解説コンテンツの理解度を測るために、簡単な確認テストを作成するとよい。確認テストは、Moodleの「多肢選択式の小テスト」機能を用いる。確認テストは必須ではないが、その際は、レポートなどを課すこと。なお、Moodleの「多肢選択式の小テスト」はデータ(excelやcsv)を頂ければ、代行設定も行います。
    • 通常の面接授業(例90分)内で、簡単なミニテストや演習を行っている場合は、Moodleの「課題」機能を使います。「課題」機能はファイルの回収を行うことができるため、次のような利用が可能です。
      • ミニテストや演習を通常のノートを使って実施する。その後、スマートホンでノートを撮影し、その画像ファイルを提出してもらう。
    • 通常の面接授業(例90分)内で、次回までのレポートを課している場合もMoodleの「課題」機能を使います。
      • Wordなどで作成したレポートをPDF形式で保存し、「課題」機能を使って提出する。Word形式も回収可能であるが、MacとWindowsの違いを吸収するためにはPDF形式を推奨。
  • どの部分を作成し利用する?
    • 類似する科目を担当する教員が複数いる場合は、解説コンテンツを分担して作成すると、負担が軽減されます。事前に打ち合わせると重複をさけることができます。
    • 受講生も、非同期授業に慣れているとは限りません。低学年の授業においては、シラバス序盤の内容(の面接授業)はさけると受講生も戸惑いが少ないでしょう。
    • 講義コンテンツは必ずしも講義開始までに作る必要はありません。例えば、5月に入って使えるコンテンツを4月末までに作成するとよいでしょう。
  • 非同期授業の(実施上の)注意点
    • 面接授業と同じ環境(学生はいつでも教員に質問できる。受講学生は、他の学生の質問内容や、教員の回答・解説を聞くことができる)を確保するために、Moodleの「フォーラム」機能を必ずご利用ください。週に一度は、質問はないか尋ねるといいでしょう。
    • 解説コンテンツは長くならないように注意してください。5分~15分単位のもを複数用意し、Moodleのコース上に並べます。

戻る進む