ICT活用ニュースNo.005(2019.6)

ICT活用ニュース No.005

一部コマのオンライン教材の活用(小規模非公開オンライン講座の活用)公募

学習教育センターICT支援部門

インターネットには、一般方が無料で学べるコンテンツが多く公開されています。他者が作成した外部のコンテンツを、一部だけ活用(取り込みを)するSmall Private Online Courses(SPOC)事例も確認されています。
ICT支援部門では、本学の既存講義において、学外のオンライン教材を利用に関するご意見・コメントを公募します。ご担当の講義科目のなかで、JMOOCなどの学外のオンライン教材のSPOC利用に興味ある方は、ICT支援部門まで、メールにてご連絡ください。

  • 公募内容:インターネット(学外)コンテンツを用いた学内講義におけるICT活用教育の実践
    • ご意見・コメント
    • 興味がある外部コンテンツ(urlなど)
    • 支援内容:
      • 例:インターネット(学外)コンテンツの利用料の支援
      • 対象科目名(実施時期)、受講人数予測、外部コンテンツ名
  • 事例紹介:
    • 事例1:JMOOCは一般方が無料で学べるコンテンツが多く公開されています。通常、コンテンツの開放(学習)期間が設定されるため、学内講義での活用が難しいとされます。一方、「他大が提供するMOOC講座を、従来のカリキュラムの反転学習の教材として 部分的に取り入れた」といった事例紹介も公開されています。近年、理工系コンテンツの充実が図られ、本学のカリキュラムに一部マッチするものがあり、外部コンテンツ活用にご興味がありましたら、ご相談ください
    • 事例2:滋賀大DS-MOOC講座パッケージは、大学向けにコンテンツ提供を行っています。科目は統計学I、統計学II、大学生のためのデータサイエンス(I)、大学生のためのデータサイエンス(II)の4講座です。例えば、学内講義の一部で統計学基礎部分も学んで欲しい場合は、本コンテンツを活用することが可能です。無料のMOOCと内容は同じですが、SPOC利用(有料)とすることで、受講履歴などを確認できるため、単位を提供する科目の一部として活用可能です
  • 問い合わせ:
    • 第1回期限:2019年8月31日 ※定期的に公募します
    • 提出先:ICT支援部門(ict-x@ltc.本学ドメイン) 本学ドメイン=kyutech.ac.jp
    • 方法:文字ベースのメール、フリーフォーマットの計画書
  • 備考:Moodleとの連携(コース作成支援)も同時に行う予定です
  • 参考:平成30年6月15日閣議決定された、第3期教育振興基本計画(http://www.mext.go.jp/a_menu/keikaku/detail/1406127.htm)において、以下の方針・目標が設定されている
    • 「大学教育については、学生が主体的に学修するアクティブ・ラーニングへの展開を図るなど、教育の質向上の観点とともに、グローバルに進展している教育研究のオープン化に対応し、大学の知を広く国内外に発信する観点からもICTの利活用を推進することが求められる。」
    • 「大学におけるICTを利活用した教育の推進・高等教育段階において、教育の質向上や大学の知の国内外へ発信の観点から、多様なメディアを活用した遠隔教育やMOOCによる講義の発信等、ICT を利活用した教育を推進する。」