ICT活用ニュースNo.002(2017.11)

ICT活用ニュース No.002

反転学習・事前学習のための教材作成

学習教育センターICT支援部門

学習支援サービス(Moodle)を利用すると、履修者向けに反転学習や事前学習を課すことができます。一般的に、反転学習や事前学習になれていない受講生に対しては、徐々に教育スタイルを変更していくことをお勧めします。例えば15分以下の事前学習コンテンツを作成し、学習支援サービス(Moodle)上で実施させるとよいでしょう。

学習支援サービス(Moodle)では、コンテンツのアクセス履歴を取得し確認することができます。先日戸畑キャンパスで実施された教育実践報告会でも紹介されましたが「事前学習コンテンツで得られた知識(あるいは既に習得済みの知識)を簡単にまとめて、提出させる」ことで事前学習を確認する方法も有効です。今回は、お勧めの事前学習コンテンツの作成ツールを紹介します。ぜひ、オリジナルな学習コンテンツの作成にチャレンジしてください。

  1. 学習コンテンツの種類
    • 講義を聴講する上での前提知識を資料化(PDF)する。
    • 講義で使用する予定のスライド(Power Point)の一部を使って、説明音声を加え動画資料を作成する。
    • 実験方法・操作方法などをあらかじめ知ってもらうために、PC操作画面と説明音声を使って動画資料を作成する。
    • 教科書を使用している場合は、教科書の一部の範囲を指定する。(予習の指定)
  2. 事前学習の確認方法
    • 学習コンテンツで得た知識をまとめたものを提出させる。(事前学習ノートの提出)
    • 事前コンテンツに対応した小テストをあらかじめ用意し実施する。(講義開始当初、講義開始前の電子小テスト)
    • 学習コンテンツの閲覧履歴のみを確認する。
    • スマートホンを用いた学習確認ゲーム(ICT活用ニュースNo.001参照)を実施する。(あらかじめ問題は用意する必要あり)
  3. 動画タイプの学習コンテンツの作成ツール
  4. その他(メリットなど)

お問い合わせ先

  • 学習教育センター ICT支援部門
  • ict-x@ltc.本学ドメイン(本学ドメインはkyutech.ac.jpです。)