メディアを用いた講義(作成中)

九州工業大学教育高度化機構ではICTを用いた教育を推奨しています。本学においても、メディア用いた講義を学部は60単位まで、大学院は30単位まで実施することができます。

(一)の要件を満たす講義体系としては、遠隔講義システムを用いた講義を行う方法があります。例えば、他キャンパスの先生と連携して各キャンパスの講義の共通部分に遠隔講義の仕組みを取り入れることもできます。但し、遠隔講義を受講する側(受講生)に対して、集中力を維持させる工夫が(通常の面接授業と比較してより)必要となります。具体的な講義スタイルはこちら(作成中)を参考にしてください。

(二)の要件を満たす講義体系としては、学習支援サービス(Moodle)を用いた講義を行う方法があります。教員は、あらかじめMoodle上に該当する講義のコースを作成し、メディアを用いた教材をMoodleに登録しておきます。その上で、受講生にキャンパス内の(情報科学センタや各部局提供の)共用端末あるいは所有するスマートデバイスを用いて、学習(受講)を指示します。(一)の要件とは異なり、教員は受講生と場所及び時間を共有する必要はありません。但し、教員若しくは指導補助者が、Moodleの機能(課題提出、小テスト、フォーラム)を用いて十分な指導を学習(受講)の終了後すみやかに行う必要があります。すなわち、通常の面接授業に相当する環境をMoodleを用いて実現し指導(講義)することが必要です。具体的な講義スタイルはこちら(作成中)を参考にしてください。

遠隔講義(共通講義)を継続的に実施したい、あるいは、学習支援サービス(Moodle)とメディアを用いたICT活用講義を組み込みたい方は、学習教育センタICT支援部門までお問い合わせください。

文部科学省告示第百十四号の抜粋

  •  通信衛星、光ファイバ等を用いることにより、多様なメディアを高度に利用して、文字、音声、静止画、動画等の多様な情報を一体的に扱うもので、次に掲げるいずれかの要件を満たし、大学において、大学設置基準第二十五条第一項に規定する面接授業に相当する教育効果を有すると認めたものであること
    • 一  同時かつ双方向に行われるものであって、かつ、授業を行う教室等以外の教室、研究室又はこれらに準ずる場所(大学設置基準第三十一条第一項の規定により単位を授与する場合においては、企業の会議室等の職場又は住居に近い場所を含む。以下次号において「教室等以外の場所」という。)において履修させるもの
    • 二  毎回の授業の実施に当たって、指導補助者が教室等以外の場所において学生等に対面することにより、又は当該授業を行う教員若しくは指導補助者が当該授業の終了後すみやかにインターネットその他の適切な方法を利用することにより、設問解答、添削指導、質疑応答等による十分な指導を併せ行うものであって、かつ、当該授業に関する学生等の意見の交換の機会が確保されているもの